トランプ大統領は英語をアメリカの公用語に指定する大統領令に署名しました。1776年の建国以来、国の公用語を定めるのは初めてです。

美国总统特朗普签署总统令规定英语为美国的官方语言。这是自1776年建国以来，美国首次确定官方语言。

大統領令では「独立宣言や合衆国憲法を含め歴史的な文書はすべて英語で書かれ、英語ははるか昔に公用語となっていた」と指摘。「団結を促進し、共通のアメリカ文化を育成し、市民参加の道を開くために連邦政府が公用語を1つだけ指定することはアメリカにとって最善の利益だ」とその意義を説明しています。

总统令中表示：“包括《独立宣言》和《美利坚合众国宪法》在内的历史文件都由英文书写，从很久以前开始英语就是官方语言。”并对此次指定官方语言的意义进行了说明：“促进团结，培育共同的美国文化，通过联邦政府确定唯一官方语言打开市民参与的道路，这是最符合美国利益的。”

これまで政府機関は、英語以外の言語でも文書やサービスを提供することが義務付けられていましたが、今後は、それぞれの機関によって対応を選べるということです。

此前美国政府机构有义务使用英文和其他语言一并提供文件和服务，今后是否使用英语以外的语言可以由各政府机构自行决定。

アメリカでは、家庭で英語だけを話す人が全体の78％にのぼる一方、スペイン語や中国語など英語以外の言語を主に使用する人は6700万人を超え、1980年と比べるとおよそ3倍に増えています。

在家庭中只使用英语的人口在美国目前占比为78%，主要使用西班牙语和中文等非英语的人口超过6700万，是1980年的3倍。

今回の措置は、英語以外の言語を使う移民の増加に反感を持つ保守層にアピールする狙いもあるとみられます。

美国保守群体对于使用非英语的移民越来越多感到反感，特朗普此次颁布总统令明确官方语言可能是为了吸引这部分群体